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古江岳 342m 河浦町古江


 古江大神宮
 だんだん畑
 天下り石
 羊角湾

 古江岳は342mと天草でも高い山でもなく、見栄えのする山でない。つまりどこにもある平々凡々の山である。国道からは、手前の山などが邪魔してたぶん見えないのではないだろうか。どれが古江岳か確認できない。
 しかし、ただの山ではない。山頂には古江大神宮がある。不勉強にして、神社の格式は分からないが、神社でなく、神宮それも大がつくからには、相当に格式があるものと思われる。普通、神社は誰それを祀ってあります、との表示があるが、ここには誰を祀ってあるのか、何も記してない。インターネットで調べたら、神宮とは天皇家を祀る神社となっている。自分で勝手に神宮を名のることは出来ないと思うので、そこら辺の神社とはやはり、格式が違うのだろう。

 前置きが長くなったが、知る人にとっては有名な古江岳に登った。
しかし、地図を持っていなかったので、登り口が分からなくて苦労した。山の案内書には車が行くとなっているが、果たして今走っている道が山へ続く道なのか分からないので、道がはっきりするまで、車で登ることにした。
 河浦町の白木河内を過ぎると一町田小第一分校の看板がある。ここを左折し、途中から右折するとちょっとさびしい道になる。やがて大古江地区に入ると古江大神宮の入口の標柱がある。大古江地区の入口にも古江岳登山口の標柱はなく、古江大神宮があるのみ。神宮は頂上でなく途中にあるものと思っていたので、ともかく神宮まで登ってみようと車を走らせる。林道は舗装してある。
やがて三叉路の広い場所へ出る。作業小屋も見える、ここに車を置き、歩くことにする。左に段々畑がある。今は特に何も作ってないようだが、昔の人は少しでも畑にするところがあれば、利用しようと苦労して開墾をしている。頭が下がる。
 道は依然として舗装してあり、車でも行ける。頂上近くに駐車場がある。駐車場の広さからいって、祭礼の日や正月などは賑わうのだろう。右手に天下りの石なるものが鎮座している。岩には注連縄が張ってある。日本人は本当に神様が好きだ。石でも、木でもちょっと変わっている物があると神様にしてしまう。
頂上に着く。なんと立派な社があるではないか。さすが、大神宮だ。社を一回りする。単なる山のてっぺんだが神社があると、なんとなく厳かな場所になってくるから不思議だ。
誰を祀ってあるのだろうかと、調べるがなんの表示もない。
 頂上一帯は、神社境内でやや広っぱになっており、周りに古木茂っている。県の「ふるさと熊本の樹木」にも指定されている。
 眺望は牛深方面や羊角湾が見える。晴れていたらもっと遠くまで見えただろう。雨がぽつぽつと落ちてきたので、あわてて降りることにする。
帰りは大古江から左へ抜ける。国道に出る処に(子古江)、古江大神宮の大看板がある。ここから入ると、悩まずにすんだのに。ただ、古江岳と大神宮が完全に一致してなかったので、疑心暗鬼で登ったのにはちがいないが。ここから、頂上(大神宮)まで、5.4kmとある。ここから歩いてもたいした事はない。次はここから歩いて登ろう。
 帰ってから地図をみると、大古江から登山道があるようだ。ひょっとしたら道路ができているので、もう荒れ果てて無くなっているかもしれないが。

古江大神宮の森(シイ外) 
 ふるさと熊本の樹木
 平成3年11月11日登録
 古江大神宮は霊験あらたかな神様として知られ、年2回の大祭日には大勢の参拝者で賑わっています。又、いつのころからか縁結びの神とも言われ、多くの青年男女が参拝し交歓しています。
鎮守の森として時代の流れを見守ってきた森であり、又憩いの森として地域の住民に親しまれています.
 熊本県・河浦町